園の紹介

幼保連携型認定こども園とは

幼稚園と保育所、両方の良さをあわせ持つ施設です

これまでの「保育所」としての福祉機能に加え、学校教育法上に位置づけられる幼児教育を担う「学校」(幼稚園)としての機能を持つことになります。就労しているという条件の方は従来通りとして、保護者の就労状況やその他の事情に関わらず、一定の年齢に達した幼児に対して教育の場を広く提供することにより、地域のすべての幼児の健やかな発達、豊かな人間性の育成に貢献することを目的としています。また従来の保育所としての養護・育児機能の充実はもちろんのこと、未就園の子ども、保護者に対する子育て支援施策も進めてまいります。
乳幼児が健康・安全で情緒の安定した生活ができるように、一人ひとりの欲求を満たしながら、各年齢の発達に応じた教育保育を一体的に提供します。また一貫性を持った指導を受けることができ、安心して就学を迎えることができます。
楽しい集団生活の中で、保育教諭が子どもたちと共に歩み、一人ひとりを大切にし、子どもの自己肯定感を育てていきます。

教育・保育の3本の柱

  • 子どもの自主性や自発性が尊重され、創造力を生かすことができる「遊び」と「環境」による教育
  • ねらいを持ったクラス活動や毎日の生活を通して、子どもの年齢や一人ひとりの発達に応じた経験を積むことができる教育保育
  • 真宗の教えを通して、一人ひとりが大切にされ、子どものこころが自己肯定感で溢れるような生活を送ります。

園庭環境について

園庭には、たくさんの木々があり、日本の四季を感じられるような環境の中、3つのスペースが用意されています。
一つ目は、おもいっきり走り回ることができ、サッカーやドッジボールなどのボールあそびや縄跳び運動を、十分に楽しむことができる広さを確保した広場スペース。何かに遠慮をすることなく、体を十分に動かし、自然と強い身体ができていきます。
二つ目は、安全性に配慮されたチャレンジングをすることができる遊具スペース。それらは、子どもの身体的な発達や意欲に答えるように設計されています。また砂場、築山などもあり、自分で選び考えながら、様々な遊びを体験することができます。
三つ目は、未満児用スペースです。にこにこ園には、0歳児から5歳児までたくさんの園児がいます。小さい子どもが安全で、ゆったりと遊べることは大切なことです。未満児用に設計された総合遊具、砂場があり、年齢に合わせたごっこ遊びや運動あそびをすることができます。

異年齢交流の推進(ゾーン遊び)

近年、近所の友だちや年上の友だちや年下の友だちと自然に遊んでいる姿は、確実に減少傾向にあります。家族構成の変化や近所づきあいの変化があり、家庭単位で考えた時はどうしようもないことかもしれません。
しかしながら、人間関係の築き方、様々な年齢への対応の仕方を身に付ける絶好の機会を失ってきているとも言えると思います。
本園では、基本的にはクラス及び年齢別での活動をしておりますが、ゾーン遊び(3歳児以上の6クラスによる異年齢活動)を中心として、年齢を超えた関わりを持てる活動を積極的に取り入れています。それにより様々な人間関係が生まれ、遊びの中で関わり方を学びます。また一昔は当たり前にあった、異年齢の関わりの中での「遊びの伝承」が生まれる環境を整えていきます。

にこにこ園の由来

「慈」は字の意味は仏教用語では、友・親しきものという語源から派生して、真実の友情・純粋の親愛の念という意味です。そして「慈光」とは阿弥陀様が私たちに向けた慈悲のこころ(はたらき)です。阿弥陀如来は、光といのちの仏様です。その光は、何物にも遮られることなく、私たちに届けられている。つまり、慈光照護のもと、となります。手を合わせるとは、その思いを受けて、感謝のうちにお念仏を称える。その様な日々を送ることが大切だということです。慈しみのこころですべての子どもたちを照らしていく。そして、大人が子どもから照らされ、みんなが一緒に歩み育ち、笑顔になれるように・・・その思いが本園の教育保育の理念として「共に生き、共に育ち合う」に込められています。そして本園のトレードマークである「にこにこわんちゃん」はみんなが親しみを持ち、笑顔になれる象徴としています。そしてその象徴から「にこにこ」を園名に加えることとしました。  平成28年4月から「浅草ひかりにこにこ園」として幼保連携型認定こども園となりますが、今後も今までと同様、子どもたちの為に、精一杯の愛情を注ぎ、子どもの最善の利益を追求しながら、保護者の皆様・地域の皆様と一緒になって、子どもたちと共に歩んで行きたいと思います。今後とも変わらぬ、ご理解・ご支援を賜りますようお願いを申し上げます。  合 掌